天王寺(東京)
天王寺(てんのうじ)は
東京都台東区谷中にある
天台宗の寺院である。
IR山手線「日暮里」駅
から徒歩3分ほどの所にある。
1274年(文永11年)
関小次郎長耀が屋敷に
宿泊した日蓮に帰依し
結んだ草庵が起源という。
以来、日蓮宗となるが
不受不施派に属し江戸幕府
より弾圧を受け天台宗に改宗。
寛永寺の末寺となる。
参考→寛永寺
境内には露座の銅造・
釈迦如来坐像がある。
「天王寺大仏」と呼ばれる。
高さ2m95cmの丈六仏で
珍しい合掌形である。
毘沙門堂には天台宗に
改宗後に住職となった
慶運が祀ったとされる
毘沙門天像を安置する。
徳川幕府公認の富突
(富くじ)は目黒不動、
湯島天神と共に「江戸の三富」
として賑わったという。
幸田露伴の「五重塔」で
知られ、心中事件で放火、
焼失した五重塔跡がある。
所在地 |
東京都台東区谷中7-14-8 |
山号 |
護国山 |
宗派 |
天台宗 |
寺格 |
特別寺 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1274年(文永11年) |
開基 |
関小次郎長耀 |
備考 |
天王寺大仏 |
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