西大寺(岡山)
西大寺(さいだいじ)は
岡山県岡山市東区にある
高野山真言宗の寺院である。
JR赤穂線「西大寺」駅
より徒歩15分ほどの所にある。
寺伝では751年(天平勝宝3年)
藤原皆足姫が観音像を安置
したことに始まると伝える。
さらに、777年(宝亀8年)
安隆(あんりゅう)上人が
堂宇を建立したという。
当初は犀の角を戴き
鎮めた地として「犀載寺」
(さいだいじ)としたが
後に西大寺に改称したとされる。
日本三大奇祭のひとつ
会陽(裸祭り)で知られる。
毎年2月の第3土曜日
の夜に本堂の御福窓から
投下される二本の宝木を
奪い合い福男を競う。
仁王門は国内でも
山門としては大きな建物で
広く突き出した回廊が珍しい。
本堂は正面12間、側面14間
会陽の宝木投下の御福窓があり
特異な建築様式である。
境内には他に三重塔、石門、
鐘楼門、高祖堂などがある。
所在地 |
岡山県岡山市東区西大寺中3-8-8 |
山号 |
金陵山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
寺格 |
別格本山 |
本尊 |
千手観音 |
創建年 |
(伝)751年(天平勝宝3年) |
開基 |
(伝)藤原皆足姫 |
別称 |
観音院 |
備考 |
会陽(裸祭り) |
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