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海徳寺(東京)


海徳寺 参道へ


 海徳寺(かいとくじ)は
東京都品川区にある
日蓮宗の寺院である。

 京急本線「新馬場」駅
から徒歩5分ほどの所にある。
本光寺とは線路を挟んで
反対側に位置する。
  参考→本光寺

 1522年(大永2年)
鳥海和泉守が日増上人を
開山として創建したと
云われる。

 和泉守は漁港・品川湊
の有力者であり、京都から
来ていた日増上人に帰依し
自宅を寺としたという。

 江戸時代には品川宿
の名主となり、庶民の寺
として栄えたと云われる。

 品川宿は新宿、板橋、
千住と並んで「江戸四宿」
と称される。

 色町としても賑わい
女性病、下の病の治癒に
芸妓たちの信仰を集めたという。

 護符を刷るために使った
大黒天・鬼子母神・淡島尊天
などの版木が20数枚が残る。

 民間信仰の貴重な資料で
品川区有形民俗文化財である。


海徳寺 本堂


所在地 東京都品川区南品川1-2-10
山号 自覚山
宗派 日蓮宗
本尊 一塔両尊四士
創建年 1522年(大永2年)
開基 鳥海和泉守、 日増上人(開山)
備考 板木20枚



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