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光則寺(鎌倉)


光則寺 山門


 光則寺(こうそくじ)は
鎌倉市長谷にある
日蓮宗の寺院である。

 桜が見頃の参道に
「日蓮上人立正安国論上書
の霊跡」の石碑がある。

 境内には「立正安国論
御勘由来」という日蓮直筆
の石碑が立つ。日蓮と深い
繋がりのある寺である。

 開基は宿屋光則である。
北条時頼の近臣で日蓮の
「立正安国論」を幕府に
取り次いだと云われる。

 しかし、受け入れられず
日蓮は伊豆へ流刑される。

 光則は残された日蓮の
弟子の監視を命じられる。
本堂裏に日朗を幽閉した
土牢が残されている。

 光則は監視しながらも
実質厚遇。後、光則は
日蓮に帰依し自宅を寺とし
寺名「光則寺」と称する。

 花の寺としても知られる。
「光則寺花マップ」を作成
するなど花に力を入れている。

 本堂前の樹高7m、樹齢
200年というカイドウは
市の天然記念物である。

光則寺 本堂


所在地 鎌倉市長谷3-9-7
山号 行時山
宗派 日蓮宗
本尊 日蓮聖人
創建年 1274年(文永11年)
開山 日朗上人
開基 宿谷光則
備考 鎌倉三十三観音霊場21番



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