瑞龍寺(富山)
瑞龍寺(ずいりゅうじ)は
富山県高岡市にある
曹洞宗の仏教寺院である。
JR高岡駅より徒歩で
約10分ほどの所にある。
加賀2代藩主・前田
利長の菩提を弔うために
3代藩主・義弟の利常が
創建したと云われる。
利長は前田利家の
長男で高岡に築城し
この地で亡くなっている。
広山恕陽を開山に迎え
名工・山上善右衛門嘉広が
建築にあたったと云われる。
しかし、造営は利長の
50回忌の1663年(寛文3年)
まで約20年を要したという。
仏殿、法堂、山門は
江戸初期の禅宗の典型的な
建築物で国宝となっている。
また、総門、禅堂、
高廊下、回廊、大茶堂も
重要文化財に指定されている。
山門は左右に金剛力士
像を安置し、楼上には
釈迦如来、十六羅漢を祀る。
仏殿には中国明代の釈迦・
文殊・普賢の3尊を安置する。
所在地 |
富山県高岡市関本町35 |
山号 |
高岡山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
開基 |
前田利常 |
備考 |
前田利長の菩提寺 |
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