尊勝院(茨城)
尊勝院(そんじょういん)は
茨城県古河市にある
真言宗豊山派の寺院である。
JR宇都宮線「古河」駅
から徒歩6分ほどの所にある。
尊勝院は院号であり
山号を明王山、寺号を安楽寺
といい、正式名は
「明王山 安楽寺 尊勝院」。
創建は定かでないが
足利尊氏の父・貞氏が
開創したと云われる。
貞氏は不動明王を
信仰していたという。
寺伝によれば
尊氏が生まれたのは
不動明王のお陰であると
不動堂を建立したと伝える。
もとは鎌倉にあったが
足利成氏が鎌倉から古河
に移り移転したという。
成氏は初代・古河公方
となり、その祈願所とする。
境内には本堂の他、不動堂、
雨引観音堂などがある。
明治の一時期には
当寺院を仮校舎として
小学校「市街校」が
設けられたと云われる。
| 所在地 |
茨城県古河市本町1-4-26 |
| 山号 |
明王山 |
| 宗派 |
真言宗豊山派 |
| 本尊 |
不動明王 |
| 正式名 |
明王山 安楽寺 尊勝院 |
| 備考 |
古河公方ゆかりの寺院 |
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