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神宮寺(茨城)


神宮寺 参道へ


 神宮寺(じんぐうじ)は
茨城県古河市にある
真言宗豊山派の寺院である。

 JR宇都宮線「古河」駅
から徒歩7分ほどの所にある。

 山号は真龍山、院号は
心城院、寺号は神宮寺。
正式名は「真龍山 心城院 神宮寺」。

 神社の意の「神宮寺」は
かつて古河の総鎮守である
雀神社を監督する寺で
あったことに由来するという。

 創建は定かでないが
1446年(文安3年)
良宥上人が鎌倉で
開創したとも云われる。

 関東公方・足利成氏が
鎌倉から古河城に移り
古河公方と称したが
この時、移転したという。

 観音堂に安置する
十一面観音菩薩像は
室町時代の作とされ
県指定文化財である。

 菩薩像は成氏の守り
本尊で雀神社の本地仏
として祀られていた。

 1869年(明治2年)
神仏習合の禁止により
当寺院に戻されたという。


神宮寺 本堂


所在地 茨城県古河市横山町1-1-11
山号 真龍山
宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王
正式名 真龍山 心城院 神宮寺
備考 十一面観音菩薩像



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