円徳寺(岐阜)
円徳寺(えんとくじ)は
岐阜県岐阜市にある
浄土真宗本願寺派の寺院。
JR岐阜駅より徒歩で
約10分ほどの市街地にある。
岐阜城主であった
織田信長や孫の秀信
ゆかりの寺で知られる。
創建は定かでないが
1183年(寿永2年)
比叡山の寂円律師が創建
した法泉寺に始まるという。
2世・寂照が親鸞聖人
に帰依して真宗に改宗。
常泉坊と称したと云われる。
1547年(天文16年)
織田信長の父・信秀が
斎藤道三を攻めるも大敗。
5千人ともいわれる
戦死者を弔う織田塚が
境内に残っている。
信長の孫・秀信は
関ヶ原前夜岐阜城での
戦いに敗れ円徳寺で剃髪、
高野山へ赴いたという。
織田信長が勧めた
楽市楽座の発祥の地とされる。
門前の楽市楽座制札は
国指定重要文化財である。
所在地 |
岐阜県岐阜市神田町6-24 |
宗派 |
浄土真宗本願寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
開基 |
寂円律師 |
備考 |
楽市楽座の発祥の地 |
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