| 誕生寺(京都)
 
   誕生寺(たんじょうじ)は京都市伏見区にある
 曹洞宗の寺院である。
 
 桂川、西高瀬川、鴨川
 という3川が合流する久我
 (こが)の地にある。
 
 曹洞宗祖・道元禅師
 誕生の地とも云われる。
 
 1919年(大正8年)
 黙仙(もくせん)禅師が
 その道元ゆかりの地に
 開創したとされる。
 
 禅師は永平寺66世の
 貫首で越前の妙覚寺を移し
 誕生山妙覚寺として
 創建したと云われる。
 
 1941年(昭和16年)
 妙覚山誕生寺と改称し
 1988年(昭和63年)に
 本堂が再建される。
 
 本堂の千手観音像は
 妙覚寺より遷されたもの
 という。また、道元自作と
 伝える禅師尊像を安置する。
 
 本堂前には少年期の
 道元像が立っている。
 
 境内には道元禅師の
 産湯の井戸、また、禅師
 の両親(源通親、藤原伊子)
 の宝篋印塔などがある。
 
 
 
              
                
                  | 所在地 | 京都市伏見区久我本町2 |  
                  | 山号 | 妙覚山 |  
                  | 宗派 | 曹洞宗 |  
                  | 本尊 | 千手観音像 |  
                  | 創建年 | 1919年(大正8年) |  
                  | 開基 | 黙仙禅師 |  
                  | 備考 | 道元禅師誕生の地 |  
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