長建寺(京都)
長建寺(ちょうけんじ)は
京都市伏見区にある
真言宗醍醐派の寺院である。
中書島駅から東へ徒歩3分
ほどの東壕川畔にある。
1699年(元禄12年)
伏見奉行・建部政宇が
即成就院の塔頭・多門院を
分離し創建したと云われる。
伏見城の廃城後
衰退する中書島再開発
に当たり「建」部の「長」
寿を願い寺名にしたという。
山門は朱色の中国風
の竜宮門である。山門前には
観光用の十石船発着場がある。
本尊は8本の腕を持つ
八臂(はぴ)弁財天である。
京都でも弁才天が本尊
であるのは珍しい。
音楽・財富・智恵・
延命などの信仰があり
「島の弁天さん」で
親しまれている。
秘仏で元旦より15日間
に限り開帳されている。
京の通称寺霊場42番である。
所在地 |
京都市伏見区東柳町511 |
山号 |
東光山 |
宗派 |
真言宗醍醐派 |
本尊 |
八臂弁財天 |
創建年 |
1699年(元禄12年) |
開基 |
建部内匠頭政宇 |
別称 |
島の弁天さん |
備考 |
京の通称寺霊場42番 |
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