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覚園寺(鎌倉)


覚園寺 山門


 覚園寺(かくおんじ)は
鎌倉市二階堂にある
真言宗泉涌寺派の寺院である。

 境内参拝は自由でなく
1時間毎、約50分の住職の
説明つきの同行である。

 山門近くの愛染堂には
愛染明王坐像を祀る。
両脇に不動明王坐像、阿閦
如来坐像を安置する。

 本堂に本尊・薬師三尊像
を祀る。脇侍に日光菩薩・
月光菩薩を安置する。

 蓮台の周りに緩やかに
垂れた衣の裾が印象的。
鎌倉を中心とした関東
だけに見られる特徴という。

 薬師如来は定印で結んだ
両手の中央に薬壷を持つ。

 十二神将像が左右6体
づつ、中央の三尊像と合計
15体がフルメンバーで
これが正式とのこと。

 本堂には他に阿弥陀
如来坐像、伽藍神像なども
安置されている。

 地蔵堂には罪人の身代わり
で黒く煤けた黒地蔵を祀る。
また、境内には鎌倉有数
の13仏のやぐらがある。


覚園寺 愛染堂


所在地 鎌倉市二階堂421
山号 鷲峰山
宗派 真言宗泉涌寺派
本尊 薬師三尊
創建年 1218年(建保6年)
開基 北条貞時
正式名 鷲峰山 真言院 覚園寺
備考 鎌倉十三仏第11番



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