龍華寺(神奈川)
龍華寺(りゅうげじ)は
横浜市金沢区洲崎町にある
真言宗御室派の寺院である。
源頼朝が建立した
瀬戸神社の別当寺として
六浦山中に建てた浄願寺
(じょうがんじ)が前身という。
浄願寺は文治年間
(1185-1190年)源頼朝が
文覚上人(もんがくしょうにん)
を開山に創建したと云われる。
その後、戦乱や火災で荒廃。
1499年(明応8年)融弁
上人により光徳寺と併合。
現在地に移築し龍華寺となる。
末寺20ヵ寺の大寺となり
今も、金沢区にある真言宗
12ヶ寺の本寺格とされる。
本堂の銅瓦葺きの屋根、
本堂前の鐘楼の茅葺き屋根
ともに風格と趣がある。
「弥勒菩薩坐像」は
旧本尊で室町時代作とされる。
横浜市指定文化財である。
統廃合もあり寺宝は多い。
天平の菩薩坐像、平安の
阿弥陀如来坐像もある。
地蔵堂には地蔵菩薩
座像を安置する。大黒天は
横浜金沢七福神である。
所在地 |
横浜市金沢区洲崎町9-31 |
山号 |
知足山 |
宗派 |
真言宗御室派 |
本尊 |
大日如来 |
開基 |
源頼朝 |
備考 |
横浜金沢七福神 |
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