光徳寺(滋賀)
光徳寺(こうとくじ)は
滋賀県大津市本堅田にある
真宗大谷派の寺院である。
堅田は琵琶湖畔の町、
中世期、堅田衆(湖族)
による琵琶湖最大の自治
都市であったと云われる。
堅田衆は水先案内人、
運送業、漁業などで生計を
立てていたという。
創建は定かでないが
1361年(康安元年)
覚忍により開創された
とも云われる。
堅田源兵衛の首について
次のような伝承がある。
蓮如上人が親鸞の御影を
三井寺から取り戻す際に
生首2つと交換という
無理難題を言われる。
蓮如に帰依していた
漁師の源兵衛は、父・
源右衛門に首を切らせ
親子の首を差し出す。
三井寺側は驚き
御影を返したという。
境内には「堅田源兵衛
父子殉教之像」がある。
また、本堂には源兵衛の
頭蓋骨が安置されている。
所在地 |
滋賀県大津市本堅田1-22-20 |
山号 |
朝陽山 |
宗派 |
真宗大谷派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
備考 |
堅田源兵衛ゆかりの寺 |
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