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粟嶋堂宗徳寺(京都)


粟嶋堂宗徳寺  粟嶋堂


  粟嶋堂宗徳寺
(あわしまどうそうとくじ)は
京都市下京区にある
西山浄土宗の寺院である。

 京都駅から近く、徒歩
10分ほどの場所にある。

 宗徳寺より境内にある
「粟嶋堂」の方が有名で、
昔から「あわしまさん」の
名で親しまれている。

 創建は定かでないが
応永年間(1394~1427年)
行阿上人により開山
されたと云われる。

 粟嶋堂には粟嶋明神が
祀られている。古来より
婦人の守護神とされる。

 婦人病平癒や安産祈願に
御利益があるといわれ
多くの婦人参拝者が訪れる。

 江戸時代には、明神の
霊験は広く伝わり、孝明天皇、
光格天皇なども度々代参、
歴代后妃にも信仰されたという。

 俳人・与謝蕪村も訪れ
境内には娘の病気回復を
祈願した句碑がある。

 「人形供養」でも知られ
奉納、供養された人形が
ズラリと並んでいる。


粟嶋堂宗徳寺 人形供養


所在地 京都市下京区岩上通塩小路上ル
三軒替地町124
宗派 西山浄土宗
本尊 阿弥陀如来
通称 あわしまさん
備考 京の通称寺霊場20番



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