福勝寺(京都)
福勝寺(ふくしょうじ)は
京都市上京区にある
真言宗善通寺派の寺院である。
千本通から出水通を西へ
六軒町通との交差点にある。
創建は定かでないが
弘法大師・空海が、今の
大阪府羽曳野市あたりに
創建したのが起源とされる。
鎌倉時代、醍醐寺・
覚済により中興開山され
京都の油小路五条坊門に
再建されたと云われる。
歴代の天皇より
帰依を受け、後陽成天皇、
後西天皇の勅願所となる。
後西天皇からは
御所紫宸殿の左近の桜が
賜られ「桜寺」の別名もある。
江戸時代に宝永の
大火で焼失し、その後、
現在地に移転されたという。
本堂には中央に本尊・薬師
如来を安置する。脇檀に
聖観音菩薩を祀り、洛陽
三十三観音霊場29番である。
毎年、節分に授与される
「ひょうたん」のお守りが有名。
「ひょうたん寺」とも呼ばれる。
所在地 |
京都市上京区出水通千本西入七番町323-1 |
山号 |
竹林山 |
宗派 |
真言宗善通寺派 |
本尊 |
薬師如来 |
開基 |
弘法大師 |
別称 |
桜寺、ひょうたん寺 |
備考 |
洛陽三十三観音霊場第29番 |
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