薬師寺(奈良)
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中門・西塔 |
薬師寺(やくしじ)は
奈良県奈良市にある
法相宗の大本山である。
世界遺産に登録。
南門から中門、金堂、
大講堂が縦一列に並ぶ薬師寺
伽藍配置は壮観である。
中門には彩色豊かな
二天王像が配置され金堂前に
東西両塔がそびえる。
680年(天武天皇9年)
天武天皇が皇后の健康
回復を願い創建された
と云われる。
本尊は薬師三尊像である。
金堂に安置する。台座は世界
の文様が集約されている。
ギリシャの葡萄唐草、
ペルシャの蓮華紋様。中国、
インドの足跡もあり正に
シルクロードを偲ばせる。
薬師如来像の両脇に、
少し腰をひねった上品な
日光・月光菩薩を安置する。
東院堂の聖観世音菩薩像は
均整の取れた日本屈指の観音。
薄い衣の下から足が透ける
ユニークな彫刻法である。
一番奥に玄奘三蔵院があり
玄奘三蔵像が祀られている。
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金堂 |
所在地 |
奈良県奈良市西ノ京町457 |
宗派 |
法相宗 |
寺格 |
大本山 |
本尊 |
薬師三尊 |
創建年 |
680年(天武天皇9年) |
開基 |
天武天皇 |
備考 |
西国薬師四十九霊場1番 |
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