寂光寺(京都)
寂光寺(じゃっこうじ)は
京都市左京区にある
顕本法華宗の本山である。
東大路に出る手前
仁王門通の南側に位置する。
「囲碁本因坊の寺」
で知られる。山門を
潜ると左手に大きな
「本因坊碑」がある。
1578年(天正6年)
日淵上人が室町出水に
開創し久遠院と称したという。
火災などの変遷を経て
1708年(宝永5年)
現在の地に移転・再建
されたと云われる。
2世日海は囲碁の名手で
寺内塔頭の本因坊に住み
本因坊算砂と号する。
信長、秀吉や家康の
指南役も務め、信長からは
名人の称号を贈られる。
本因坊の名称は
碁界家元の世襲となる。
境内には5世までの
本因坊の墓がある。
所在地 |
京都市左京区東山二条西入1筋目下ル457 |
山号 |
引接山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1600年(慶長5年) |
開基 |
深誉上人 |
備考 |
洛陽三十三観音霊場第8番 |
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