大蓮寺(京都)
大蓮寺(だいれんじ)は
京都市左京区にある
浄土宗の寺院である。
東大路通の東山二条
交差点の南西、仁王門通
に並ぶ寺院の一角にある。
1600年(慶長5年)
深誉上人が一宇を建立した
ことに始まると云われる。
本堂には本尊・阿弥陀
如来が安置されている。
円仁(慈覚大師)作ともいう。
後光明天皇の夫人・
典侍庭田秀子が安産祈願し
無事に第一皇女・孝子
内親王を出生したと伝わる。
以来、後光明天皇の
勅願所となり、また
「安産祈願の寺」として
知られるようになる。
祇園の名に由来する
祇園社感神院が廃仏毀釈で
廃寺となり仏像などが
大蓮寺に移されたと云われる。
薬師如来は祗園社の本尊、
洛陽三十三所観音霊場
第8番の十一面観音は
祗園社にあったものという。
蓮の花でも知られる。
本堂前には蓮の鉢が並ぶ。
所在地 |
京都市左京区東山二条西入1筋目下ル457 |
山号 |
引接山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1600年(慶長5年) |
開基 |
深誉上人 |
備考 |
洛陽三十三観音霊場第8番 |
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