檀王法林寺(京都)
檀王法林寺(だんのうほうりんじ)は
京都市左京区にある
浄土宗の寺院である。
正式には「栴檀王院 無上法林寺」
三条大橋の東北角、
京阪三条駅の向かいにある。
境内は三条通に南門、
川端通に西門を開く。
前身は道光了恵上人
開創の悟真寺とされるが
兵火や洪水などで廃絶。
1611年(慶長16年)
袋中(たいちゅう)上人が
この故地に創建した云われる。
第2世・團王良仙が
寺院隆盛に尽力、「だんのう
さん」と親しまれ、寺の呼称も
檀王法林寺になったという。
本堂には本尊・阿弥陀
如来坐像が安置されている。
恵心僧都作ともいう。
楼門には十六羅漢像、
大日如来像を安置し
四隅に四天王立像を祀る。
江戸中頃より主夜神尊の
銘を刻む招福猫が作られる。
不思議な神通力があるとされ
固有の信仰を集める。
寺社関連の招き猫としては
最古のものともいう。
| 所在地 |
京都市左京区川端通三条上る
法林寺門前町36 |
| 山号 |
朝陽山 |
| 宗派 |
浄土宗 |
| 本尊 |
阿弥陀如来 |
| 創建年 |
1611年(慶長16年) |
| 開基 |
袋中上人 |
| 正式名 |
栴檀王院 無上法林寺 |
| 別称 |
だんのうさん |
| 備考 |
右手招き猫 |
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