祐正寺(京都)
祐正寺(ゆうしょうじ)は
京都市上京区にある
浄土宗の地院である。
東の寺町と呼ばれる
長門町にある。長門の
町名は安土・桃山時代、
長門毛利邸に由来するという。
1602年(慶長7年)
円誉雲白上人により
浄土宗念仏道場として
創建されたと云われる。
その後、1673年(寛文13年)
第3世・廓誉穐道上人の時代
霊元法皇の勅願により
地蔵堂が建立される。
地蔵堂には地蔵菩薩像が
安置されている。通称
「妻取地蔵」と呼ばれる。
地蔵尊は像高1m、彩色、
右手斜めに錫杖、左手に
宝珠を載せる半跏像。
縁結びの信仰を集め、特に
男性にご利益があるという。
洛陽四十八願所の第9番札所.
浄土宗大本山・百万遍
知恩寺の末寺である。
境内には弁財天や大黒天、
毘沙門天や稲荷大明神などを祀る。
しだれ梅が有名、しだれ桜もある。
所在地 |
京都市上京区長門町409 |
山号 |
大応山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1602年(慶長7年) |
開基 |
円誉雲白上人 |
通称 |
妻取地蔵 |
備考 |
洛陽四十八願所第9番 |
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