禅華院(京都)
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(鐘楼門) |
禅華院(ぜんげいん)は
京都市左京区にある
臨済宗大徳寺派の寺院である。
比叡山の西側、修学院
離宮の南西に位置する。
この一帯は大津市の坂本
(東坂本)に対し西坂本といわれ
延暦寺の末寺が多数存在したという。
比叡山三千坊の一つで
寛永年間(1624~1644)
大徳寺第170世・清巌が
開山したと云われる。
山門は二層が鐘楼の
鐘楼門となっている。
修学院離宮よりの移築という。
本堂には本尊・釈迦如来が
安置されている。左右脇侍に
地蔵菩薩、観音菩薩を安置する。
また、楠木正成の信仰が
あったという圓通観音、
毘沙門天・弁才天と合体した
三面大黒天も安置されている。
境内には石仏群がある。
なかでも釈迦如来、地蔵菩薩の
二体は特に有名である。
釈迦如来は像高145cm、
地蔵菩薩はやや小さく
像高128cm、いずれれも
坐像で鎌倉時代作といわれる。
所在地 |
京都市左京区修学院烏丸町20 |
山号 |
解脱山 |
宗派 |
臨済宗大徳寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
開山 |
清巌 |
備考 |
石仏 |
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