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興福寺(奈良)


興福寺 五重塔


 興福寺(こうふくじ)は
奈良県奈良市にある
法相宗の大本山である。

 藤原鎌足とその子息・
藤原不比等ゆかりの寺院、
藤原氏の氏寺である。

 境内にひときわ目立つ
五重塔がある。古都奈良を
象徴する塔で高さは約50m、
京都の東寺57mに次ぎ高い。

 国宝館には本尊の千手観音
菩薩、八部衆像などが並ぶ。

 なかでも人気は阿修羅像。
三面六臂の異形であるが
憂いを帯びた美少年の面影。

 阿修羅ほか並ぶ八部衆は
皆少年っぽい。ジャニーズ
軍団のようだと言う人もいた。

 また、館内には本尊・
千手観音菩薩、十大弟子像、
十二神将像を安置する。

 天燈鬼・龍燈鬼像、
等身大の金剛力士像、
阿弥陀如来像、薬師如来像、
梵天像、帝釈天像なども安置。

 五重塔の隣りに寄り添う
ように東金堂がある。堂内に
薬師如来座像、脇侍に日光・
月光菩薩像を安置する。


興福寺 東金堂


所在地 奈良県奈良市登大路町48
宗派 法相宗
寺格 大本山
本尊 釈迦如来
創建年 669年(天智天皇8年)
開基 藤原不比等
備考 藤原氏の氏寺



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