智恵光院(京都)
智恵光院(ちえこういん)は
京都市上京区にある
浄土宗の寺院である。
正式名は「称念山 平等寺」
西陣を南北に走る
メインストリート、当院の名に
由来する智恵光院通に面する。
1294年(永仁2年)
関白・鷹司(たかつかさ)
兼平が自家の菩提寺として
創建したとされる。
兼平は五摂家の一つ
鷹司家の始祖と云われ
知恩院8世・如空(如一国師)
を開山に迎えたいう。
聞益(もんえき)上人
により塔頭も整えられ
京師七光院のひとつ
として栄えたと云われる。
しかし、1730年
(享保15年)の西陣焼けと
天明の大火で焼失。
1855年(安政2年)
再建の本堂には本尊・
阿弥陀如来像を安置する。
快慶作と伝わる。
また、地蔵堂には
小野篁(たかむら)作という
六臂(ろっぴ)地蔵像が
安置されている。
| 所在地 |
京都市上京区智恵光院通一条上る
智恵光院前之町601 |
| 山号 |
称念山 |
| 宗派 |
浄土宗 |
| 本尊 |
阿弥陀如来像 |
| 創建年 |
1294年(永仁2年) |
| 開基 |
鷹司兼平 |
| 備考 |
洛陽四十八願所第15番 |
|