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浄光明寺(鎌倉)


浄光明寺 山門


 浄光明寺
(じょうこうみょうじ)は
真言宗泉涌寺派の寺院である。

 京都東山の泉涌寺の
末寺で準別格本山の寺格を
与えられているという。

 山門を入ると直ぐ客殿、
不動堂などがあり右裏手の
階段を昇っていくと
阿弥陀堂と収蔵庫がある。

 本尊の阿弥陀三尊像は
収蔵庫に安置されている。

 実は浄光明寺は3度目。
拝観出来るのは土日、祝日と
木曜日。雨ではない日。
やっと阿弥陀三尊像を拝観。

 鎌倉特有の「土紋」の
装飾技法の解説を受ける。
東慶寺の聖観音菩薩立像
の土紋と同じ技法である。

 また、脇侍の2菩薩像は
中尊にそっと寄り添う
女性的な感じである。

 さらに右手の狭い階段を
昇るとやぐらがあり、地蔵
菩薩坐像が祀られている。
通称「網引地蔵」と呼ばれる。

 鎌倉由比ヶ浜の漁師が
網に掛けて引き揚げたという。


浄光明寺 網引地蔵


所在地 鎌倉市扇ガ谷2-12-1
山号 泉谷山
宗派 真言宗泉涌寺派
本尊 阿弥陀三尊
創建年 1252年(建長3年)
開山 真阿 
開基 北条長時 
備考 鎌倉観音霊場第25番



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