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十念寺(京都)


十念寺 山門


 十念寺(じゅうねんじ)は
京都市上京区寺町通にある
浄土宗西山光明寺派の寺院。

 寺町通に並ぶ寺院の中でも
ひときわ目立つ本堂が立つ。

 1431年(永享3年)
真阿(しんな)上人が
創建したと云われる。

 上人は後亀山天皇の
皇子で将軍・足利義教の
支援を受けたとされる。

 本堂は教会を想わせる
ような近代的建築である。
高口恭行の設計という。

 高口は大阪・一心寺住職、
建築学科の工学博士、
奈良女子大学教授を歴任
という異色の建築家である。

 本堂の竣工は1993年
(平成5年)であるが
2003年(平成15年)には
関西建築大賞を受賞している。

 その本堂には本尊・阿弥陀
如来像が安置されている。
文六の坐像である。

 山門の横に「曲直瀬道三
墓所」の石標がある。
曲直瀬道三は織田信長の
診療も行ったという名医という。


十念寺 本堂


所在地 京都市上京区寺町通今出川上ル
鶴山町13
山号 華宮山
宗派 浄土宗西山光明寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 1431年(永享3年)
開基 真阿上人
備考 高口恭行設計の本堂



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