橋寺放生院(京都)
橋寺放生院
(はしでらほうじょういん)は
京都市宇治市にある
真言律宗の寺院である。
寺号は常光寺であるが
宇治川に架かる宇治橋を
管理する寺として、通称
「橋寺」と呼ばれる。
また、西大寺の叡尊が
橋の付け替え中興。橋寺堂
供養の大放生会により
放生院の名が付けられたいう。
創建は定かでないが
寺伝では、秦河勝が
聖徳太子の発願により
開創したと伝える。
本堂には本尊の地蔵
菩薩像が安置されている。
像高3m、木造で叡尊作という。
本堂の前庭の碑は
「宇治橋断碑」と云われ
宇治橋創建の経緯が
記されている。
この碑は多胡碑(群馬)
多賀城碑(宮城)とともに
日本三古碑とされる。
国の重要文化財である。
境内にあるイチョウは
宇治市銘木百選の木で
秋には美しく彩りを添える。
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本堂 |
所在地 |
京都府宇治市宇治東内11 |
山号 |
雨宝山 |
宗派 |
真言律宗 |
本尊 |
地蔵菩薩 |
開基 |
秦河勝 |
備考 |
宇治橋の守り寺 |
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