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愛宕念仏寺(京都)


愛宕念仏寺 仁王門


 愛宕念仏寺
(おたぎねんぶつじ)は
京都市右京区にある
天台宗の寺院である。

 奥嵯峨、愛宕山の
参道の麓、清滝トンネル
入口付近にある。

 開基は聖武天皇の娘・
称徳天皇で愛宕寺として
創建されたと云われる。

 平安時代に鴨川の
洪水で堂宇を流失し
醍醐天皇の勅願により
天台宗の千観内供が再興。

 仁王門は江戸中期建立、
仁王像は鎌倉期作といわれ
京都市指定文化財である。

 本堂は方5間、単層、
入母屋造本瓦葺で、本尊・
千手観音を安置する。

 1981年、寺門興隆を
祈念して羅漢石像を発願。

 500羅漢に追加700体
10年かけて1,200体となり
通称「千二百羅漢の寺」
とも呼ばれる。

 三宝の鐘は仏・法・僧の
文字が各鐘に刻まれている。
地蔵堂には愛宕山の本地仏・
火除地蔵菩薩を祀る。


愛宕念仏寺 千二百羅漢


所在地 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
山号 等覚山
宗派 天台宗
本尊 千手観音
開基 称徳天皇
備考 千二百羅漢



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