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永観堂(京都)


永観堂 総門


 永観堂(えいかんどう)は
京都市左京区永観堂町にある
浄土宗西山禅林寺の総本山。

 永観堂は通称名で正式には
「禅林寺」といい、正式名は
聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺。

 853年(仁寿3年)
弘法大師の高弟の真紹が
創建したのに始まるとされる。

 その後、清和天皇より
「禅林寺」の寺号を賜り
平安後期、永観律師が
浄土念仏道場として中興。

 本堂の阿弥陀堂には
本尊の阿弥陀如来を祀る。

 念仏中の永観を「永観
おそし」と振り返ったと伝え
「みかえり阿弥陀」で知られる。

 悲田梅は永観が梅の木に
実のなるのは待ちかねて
貧しい病人に施したと云われる。

 大玄関から古方丈、
瑞紫殿から釈迦堂、御影堂
と諸堂は回廊で繋がる。うねる
臥龍廊の先に阿弥陀堂がある。

 「抜け雀」の欄間、葉が
3枚の「三鈷の松」火災でも
残る「火除けの阿弥陀如来」
など七不思議の伝承がある。


永観堂 阿弥陀堂(本堂)


所在地 京都市左京区永観堂町48
山号 聖衆来迎山
宗派 浄土宗西山禅林寺派
寺格 総本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 853年(仁寿3年)
開基 真紹
正式名 聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺
備考 みかえり阿弥陀



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