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本覚寺(鎌倉)


本覚寺 本堂


 本覚寺(ほんがくじ)は
鎌倉市小町にある
日蓮宗の本山である。

 山号は「妙厳山」、正式名は
「妙厳山 本覚寺」である。

 源頼朝が建てた夷堂
(えびすどう)があった地で
日蓮は流罪の佐渡から戻り
夷堂に滞在したと伝わる。

 その後、日蓮は身延山に
入って久遠寺を建立し
本格的に日蓮宗を布教。

 身延山の久遠寺にあった
日蓮の遺骨を分骨され
「東身延」とも呼ばれる。

 本尊は釈迦三尊である。
中尊に向かって左に白像に
乗る普賢菩薩、右に獅子に
乗る文殊菩薩を安置する。

 三尊の両脇には等身大
の持国天と多聞天を祀る。

 夷堂は特異な建物。特に
屋根はユニークで印象的。
本尊の夷神は大曼荼羅を
背に合掌している。

 夷神は鎌倉・江ノ島
七福神の一つである。正月
3が日の初えびすは商売繁盛を
祈願し参拝者で賑わう。


本覚寺 夷堂  


所在地 鎌倉市小町1-12-12
山号 妙厳山
宗派 日蓮宗
寺格 本山
本尊 釈迦三尊
創建年 1436年(永享8年)
開山 日出上人
正式名 妙厳山 本覚寺
別称 東身延
備考 鎌倉・江ノ島七福神(夷神)



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