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法観寺(京都)


法観寺 八坂の塔


 法観寺(ほうかんじ)は
京都市東山区にある
臨済宗建仁寺派の寺院である。
正式名は霊応山法観禅寺。

 東大路通から八坂通を
東へ入り石畳の坂の上を
見上げると五重塔が見える。

 街中に聳える五重塔は
「八坂の塔」として親しまれ
京都・東山のシンボル的存在。

 創建は定かでないが
寺伝では聖徳太子が
如意輪観音の夢告により
建てたとされる。

 また、朝鮮半島系の渡来
氏族・八坂氏が創建に関わって
いたとも云われる。

 かっては四天王寺式の
伽藍が完備していたとされるが
今は五重塔と大師堂、薬師堂を
残すのみとなっている。

 五重塔は本瓦葺、純和様、
高さは約42mで東寺、興福寺
の五重塔に次ぐ。本尊・五智
如来が安置されている。

 太子堂は聖徳太子の
3歳と16歳の像を安置する。

 薬師堂は薬師如来の他
日光菩薩、月光菩薩、
十二神将像などを祀る。


法観寺 境内


所在地 京都市東山区清水八坂上町388
山号 霊応山
宗派 臨済宗建仁寺派
本尊 五智如来
開基 (伝)聖徳太子
正式名 霊応山 法観禅寺
備考 京都十三仏霊場11番



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