等々力不動尊(東京)
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より |
等々力(とどろき)不動尊は
東京都世田谷区等々力にある
真言宗智山派の満願寺の別院。
正式名は瀧轟山明王院という。
一帯は都内唯一の渓谷である
「等々力渓谷」として知られる。
なかでも「不動の滝」は
古くから各地の修業者が
絶えず訪れた地とされる。
「等々力」の名は
「不動の滝」の轟く(とどろく)
音に由来するとも云われる。
創建は定かでないが
伝承によると、興教大師が
不動尊を安置したのが
始まりとされる。
山門は江戸時代のもので
満願寺からの移築という。
山門を潜ると正面に
本堂があり、右に客殿がある。
左手には懸崖づくりの
舞台があり、上からの
紅葉の景色は風情がある。
不動明王は修験道の開祖・
役の行者の作と云われる。
関東三十六不動霊場第17番。
5,000坪の境内は起伏に
富み、秋の紅葉だけでなく
春は桜の名所でもある。
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本堂 |
所在地 |
東京都世田谷区等々力1-22-47 |
山号 |
滝轟山 |
宗派 |
真言宗智山派 |
本尊 |
不動明王 |
開基 |
(伝)興教大師 |
正式名 |
瀧轟山明王院 |
備考 |
関東三十六不動霊場17番 |
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