要法寺(京都)
要法寺(ようぼうじ)は
京都市左京区にある
日蓮本宗の本山である。
山号は「多宝富士山」
日興の法脈を継承する
富士門流に属する。
1308年(延慶元年)
日尊上人が京都山城に
法華堂を建立したのが
始まりとされる。
日尊は布教のため
全国を遍歴しその拠点
として創建したと云われる。
風格ある表門は
1724年に伏見桃山城から
移築されたものという。
境内は市街地の中で
1万3500㎡と広大である。
総檜造の本堂は1774年
の建立と云われる。
本堂前には清涼池が広がる。
境内には本堂の他
開山堂、鐘楼、庫裏、書院
など歴史ある建物が並ぶ。
15世・日性上人は
銅・古活字本の刊行を行い
「要法寺版」と云われる。
「教学の山」とも呼ばれ
根本道場としての歴史は古い。
|
本堂 |
所在地 |
京都市左京区新高倉通孫橋上ル法皇寺町448 |
山号 |
多宝富士山 |
宗派 |
日蓮本宗 |
寺格 |
本山 |
本尊 |
十界曼荼羅 |
創建年 |
1308年(延慶元年) |
開基 |
日尊上人 |
備考 |
日蓮宗京都16本山 |
|