頂妙寺(京都)
頂妙寺(ちょうみょうじ)は
京都市左京区にある
日蓮宗の本山である。
洛中法華21ヶ寺の1つ。
1473年(文明5年)
日祝(にっしゅう)上人
により創建したとされる。
日祝は下総国(千葉県)の
出身であるが、京都に来て
細川勝益の帰依を得て
寺地の寄進を受けたと云われる。
その後、移転を繰り返し
1536年(天文5年)の
天文法華の乱では堺に避難。
6年後の勅許により
京都御所近くに再興し、
1673年(寛文13年)に
現在地に移転したという。
仁王門には高さ約2.3mの
持国天、多聞天の二王像が
安置されている。
二王像は江戸時代には
庶民の信仰を集め「仁王門通」
の地名の由来となっている。
正面に入母屋造本瓦葺の
本堂があり、右手に祖師堂、
大黒天堂、左手には妙見堂、
鬼子母神堂が並ぶ。
本堂裏に庫裏・客殿があり
典型的な日蓮宗の伽藍配置である。
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本堂 |
所在地 |
京都市左京区仁王門通川端東入ル大菊町96 |
山号 |
聞法山 |
宗派 |
日蓮宗 |
寺格 |
本山 |
本尊 |
十界曼荼羅 |
創建年 |
1473年(文明5年) |
開基 |
日祝上人 |
備考 |
洛中法華21ヶ寺 |
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