妙円寺(京都)
妙円寺(みょうえんじ)は
京都市左京区松ヶ崎にある
日蓮宗の寺院である。
五山送り火で知られる
「妙法」の「法」の麓にある。
「松ヶ崎大黒天」という
通称名で親しまれている。
1616年(元和2年)
日英上人が持仏の大黒天像を
安置して開創したとされる。
松ヶ崎は日蓮宗徒が多く
日英上人は日蓮宗の学校
「松ヶ崎檀林(だんりん)」
の校長であった云われる。
本尊の木造・大黒天像は
伝教大師・最澄の作、
日蓮上人による開眼とされる。
1969年、失火焼失時も
大黒天像だけは焼失を免れ
「火中出現の大黒天」と称される。
開運招福の神として
信仰され、都七福神めぐり
の札所となっている。
60日に1回の甲子祭と
正月初子などに開帳される。
境内の石造の大黒天像は
なでると御利益がある云われ
「なで大黒」と呼ばれている。
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なで大黒 |
所在地 |
京都市左京区松ヶ崎東町31 |
山号 |
松崎山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
大黒天像 |
創建年 |
1616年(元和2年) |
開基 |
日英上人 |
通称名 |
松ヶ崎大黒天 |
備考 |
都七福神めぐり札所 |
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