常照皇寺(京都)
常照皇寺(じょうしょうこうじ)は
京都市右京区にある
臨済宗天龍寺派の寺院である。
京都市北郊、山国隊で
知られる山国の里近くの
京北地区の山腹にある。
1362年(貞治3年)
南北朝時代の北朝初代
の天皇・光厳上皇により
開創したとされる。
皇位争いに敗れ吉野に
逃れたあと出家しこの地の
廃寺・成就寺を改装したという。
以来、歴代天皇と関わり
皇室ゆかりの寺となる。
総門から勅使門へ
庫裡から方丈、開山堂へと
伽藍が連なる。その前には
苔、石組、池を配する庭がある。
方丈の本尊・釈迦如来像は
通常とは異なり天井近くの
鴨居上の仏壇に安置される。
開山堂には光厳法皇の
木像が安置されている。
境内裏には光厳法皇陵がある。
境内には国の天然記念物、
枝垂桜の「九重桜」や「左近の桜」
「御車返しの桜」などがあり
桜の名所でも知られる。
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開山堂 |
所在地 |
京都市右京区京北井戸町丸山14 |
山号 |
大雄名山万寿 |
宗派 |
臨済宗天龍寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1362年(貞治3年) |
開基 |
光厳上皇 |
正式名 |
大雄名山万寿 常照皇寺 |
備考 |
皇室ゆかりの山寺 |
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