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妙隆寺(鎌倉)


妙隆寺 山門


 妙隆寺(しょうみょうじ)は
鎌倉市小町にある
日蓮宗の寺院である。

 鎌倉駅から若宮大路と
平行する小町大路沿いにあり
「日蓮辻説法址」に近い。

 一帯は鎌倉幕府の
有力御家人・千葉氏の
屋敷跡であり「千葉屋敷」
とも呼ばれていたという。

 1385年(至徳2年)
千葉胤貞が日英上人を
迎えて開山したとされる。

 山門を潜ると正面に本堂
左手に庫裏、右手には
「寿老人」が祀られている。

 「寿老人」は一木造りの
尊像で鎌倉・江ノ島七福神
の一つとなっている。

 本堂手前の右手に
日親上人が百日の水かぶり
苦行したと云われる池がある。

 日親上人は2世で
将軍家へ日蓮宗改宗、
立証治国論を直訴したが
拷問を受けたと云われる。

 灼熱の鍋を被せられ
「鍋かむり日親」と
呼ばれたと云われる。


妙隆寺 本堂


所在地 鎌倉市小町2-17-20
山号 叡晶山
宗派 日蓮宗
本尊 釈迦牟尼仏
創建年 1385年(至徳2年)
開基 千葉胤貞 日英(開山)
備考 寿老人



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