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光照寺(鎌倉)


光照寺 山門


 光照寺(こうしょうじ)は
鎌倉市山ノ内にある
時宗の寺院である。

 北鎌倉駅から大船寄り
禅寺の多い鎌倉駅に続く
観光エリアの反対側にある。

 創建は一向俊聖上人
による開創とされる。

 時宗の開祖・一遍上人の
「一遍上人受杖霊場」という
法難の場所でも知られる。

 一遍が布教のため鎌倉に
入ろうとしたが関所の武士に
阻止され杖で2回ほど叩かれ
追い返されたという。

 仕方なく野宿した地が
この光照寺という伝承がある。

 江戸時代、近くに「隠れ
キリシタン」の集落があり
庇護したという。

 山門の欄間に「クルス紋」
本堂には隠れキリシタンの
燭台が2基ある。

 境内に咳(せき)が止まる
神様・石祠「おしゃぶき」がある。
一遍が追い返された関所の
「せき」に由来するとも云われる。

 花の寺、特にしゃくなげが多く
「しゃくなげ寺」とも言われる。


光照寺 おしゃぶき


所在地 鎌倉市山ノ内827
山号 西台山
宗派 時宗
本尊 阿弥陀如来
開基 一向俊聖
正式名 西台山 英月院 光照寺
備考 しゃくなげ寺



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