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将軍塚大日堂(京都)


将軍塚大日堂 山門(福徳門)


 将軍塚大日堂は
京都市山科区にある
天台宗・青蓮院門跡の別院。

 青蓮院の飛び地境内で
華頂山の山頂にある。

 境内に「将軍塚」という
巨大な円墳があることから
将軍塚大日堂と云われる。

 和気清麻呂は桓武天皇を
この地に誘い遷都を勧め
794年(延暦13年)長岡から
平安建都に着手したと云われる。

 天皇は都の鎮護のため
将軍の像を造り塚に埋め
これが「将軍塚」の由来という。

 大日堂は木造寄棟造、
瓦葺で本尊の石造・胎蔵界
大日如来像を安置する。
平安時代の作と云われる。

 将軍塚の「大日さん」で
親しまれ、特に、幕末勤王の
志士の信仰が篤かったという。

 展望台が2つあり、
西展望台は京都市街や西山連山、
北展望台は将軍塚から比叡山
にかけての東山連峰が望める。
 
 造園家・中根金作の
枯山水庭園や大隈重信
「お手植えの松」などがある。
紅葉名所でも知られる。 


将軍塚大日堂 将軍塚


所在地 京都市山科区厨子奥花鳥町28
宗派 天台宗
本尊 胎蔵界大日如来
別称 大日さん
備考 青蓮院門跡の別院



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