光明寺(京都)
光明寺(こうみょうじ)は
京都府長岡京市粟生にある
西山浄土宗の総本山である。
「粟生(あお)の光明寺」
とも呼ばれ、法然上人の
廟堂があることで知られる。
1198年(建久9年)
蓮生が法然上人を開山として
念仏三昧堂を建立した
のが始まりとされる。
蓮生(れんせい)は
法然に帰依した熊谷直実
の出家後の名である。
直実は源平合戦で
無情を感じて法然を慕い
帰依したと云われる。
総門は高麗門という形式。
門の前に「浄土門根元地」
という石碑がある。
法然上人が初めて
「南無阿弥陀仏」の念仏
の教えを説かれた場所という。
御影堂は入母屋、総欅
(ケヤキ)造で法然自作という
「張子の御影」を祀る。
阿弥陀堂には本尊の
阿弥陀如来像を安置する。
紅葉の名所、特に紅葉参道
という楓のトンネルは有名である。
|
御影堂 |
所在地 |
京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1 |
山号 |
報国山 |
宗派 |
西山浄土宗 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1198年(建久9年) |
開基 |
蓮生、法然(開山) |
正式名 |
報国山念仏三昧院光明寺 |
別称 |
粟生光明寺 |
備考 |
法然上人ゆかりの寺 |
|