光悦寺(京都)
光悦寺(こうえつじ)は
京都市北区鷹峯にある
日蓮宗の寺院である。
鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰の
鷹峰三山を望む景勝地にある。
江戸時代最高の文化人、
多彩な芸術家と言われた
本阿弥光悦ゆかりの寺である。
1615年(元和元年)
光悦が徳川家康から
与えられ地に法華題目堂を
建てたのが始まりとされる。
光悦の死後、本法寺12世
日慈により「大虚山光悦寺」と
寺に改めたと云われる。
参道入り口から山門へは
落ち着いた石畳が続く。
本堂には本尊の
十界曼荼羅が祀られている。
境内には大虚庵、三巴亭、
了寂軒、徳友庵、本阿弥庵、
騎牛庵、自得庵、それぞれ
趣の異なる7つの茶室がある。
大虚庵は光悦の住居跡と
云われ、前の竹の垣根は
光悦垣、またはその姿から
臥牛垣とも云われる。
境内には茅葺きの鐘楼があり
奥には本阿弥光悦の墓がある。
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光悦垣(牛臥垣)付近 |
所在地 |
京都市北区鷹峯光悦町29 |
山号 |
大虚山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
十界曼荼羅 |
備考 |
本阿弥光悦ゆかりの寺 |
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