本能寺(京都)
本能寺(ほんのうじ)は
京都市中京区にある
法華宗本門流の大本山。
1415年(応永22年)
日隆上人が油小路高辻と
五条坊門の間付近に建立した
本応寺に始まるとされる。
その後、本能寺に改称され
足利氏の保護のもと栄えるが
天文法華の乱で延暦寺・僧兵
により焼打ちに遭い焼失。
8世日承上人により中興、
日承は種子島まで広布し
鉄砲・火薬の入手で戦国大名
との関係が深かったという。
織田信長は日承に帰依し
上洛中の宿所とする。
1582年(天正10年)
「本能寺の変」で明智光秀
謀反の攻撃を受けすべての
伽藍は焼け落ち信長自刃。
秀吉の命で現在地に再建、
火災で全焼、昭和3年に再々建。
本堂裏の織田信長公廟は
信長の子・信孝が焼け跡で
焼骨を集めて建てた墓塔を
現在地に移したものとされる。
なお、本能寺の変の旧地は
油小路蛸薬師に「本能寺跡」
の碑が残るのみとなっている。
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信長公廟拝所 |
所在地 |
京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522 |
山号 |
なし |
宗派 |
法華宗本門流 |
寺格 |
大本山 |
本尊 |
十界曼荼羅 |
創建年 |
1415年(応永22年) |
開基 |
日隆 |
備考 |
織田信長自刃の寺 |
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