壬生寺(京都)
壬生寺(みぶでら)は
京都市中京区壬生にある
律宗の寺院である。
壬生寺は通称で正式名は
心浄光院 宝憧三昧寺という。
991年(正暦2年)
三井寺の僧・快賢が
創建したとされる。
本堂には本尊の木造・
地蔵菩薩立像を祀る。
本堂南隣の円錐形の
建造物は千体仏塔で
1000体の石仏を安置する。
境内北側の大念仏堂は
「壬生のカンデンデン」と
親しまれる壬生狂言の舞台。
壬生狂言は中興の円覚上人が
始めた宗教劇が起源とされる。
京の三大念仏狂言の一つ
国の重要無形民俗文化財で
春秋の風物詩として知られる。
阿弥陀堂には歴史資料室が
併設され寺宝などを展示する。
幕末には新撰組の屯所・
兵法調練場として使われ
新選組ゆかりの寺でもある。
阿弥陀堂の奥の壬生塚には
近藤勇の胸像などがある。
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千体仏塔と本堂 |
所在地 |
京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31 |
宗派 |
律宗 |
本尊 |
地蔵菩薩 |
創建年 |
991年(正暦2年) |
開基 |
快賢 |
備考 |
新選組ゆかりの寺 |
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