TOP
真珠庵(京都)


真珠庵 表門


 真珠庵(しんじゅあん)は
京都市北区紫野にある
大徳寺の塔頭寺院である。
  参考→大徳寺

 永享年間(1429年-1441年)
一休宗純により開創。

 応仁の乱により焼失、
1491年(延徳3年)
堺の豪商・尾和宗臨
により再興される。

 庵名は次のような故事
から一休が名付けたとされる。

 楊岐方会が雪の夜に
楊岐山の破れ寺で座禅の際、
雪が月に照らされ真珠
のように輝いたという。

 方丈は入母屋造檜皮葺、
一休坐像を安置する。
曽我蛇足や長谷川等伯
の障壁画がある。

 方丈前庭は15個の石を
7・5・3に配した枯山水で
「七五三の庭」といわれる。

 書院・通僊院に接続して
二畳台目の金森宗和好みの
茶室「庭玉軒」がある。

 大燈国師墨蹟は国師の
墨蹟中の代表作といわれ
国宝に指定されている。


真珠庵 中門


所在地 京都市北区紫野大徳寺町52
宗派 臨済宗大徳寺派
創建年 永享年間(1429年-1441年)
開基 一休宗純
備考 大徳寺塔頭寺院



TOP