総見院(京都)
|
本堂 |
総見院(そうけんいん)は
京都市北区紫野にある
大徳寺の塔頭寺院である。
織田信長の菩提寺で知られる。
参考→大徳寺
本能寺の変の100日後
信長の大葬礼が大徳寺で
喪主・信長の遺児で秀吉養子の
秀勝により執り行われた。
その後の信長の一周忌を
迎え追善のために1583年
(天正11年)豊臣秀吉により
建立されたと云われる。
開山には大徳寺117世
の古渓宗陳を迎えたという。
本堂には衣冠帯刀の木像、
織田信長坐像が安置されている。
鋭い眼光など信長の面影を
よく残しているとされる。
高さ115cmで運慶、快慶の流れを
くむ仏師・康清の作とされる。
正門、土塀は創建当時のままで
土塀は塀の内部にもう一つある
二重構造で「親子塀」と云われる。
掘り抜き井戸は加藤清正が
持ち帰ったと伝える朝鮮石で
彫り抜かれている。
茶の湯との深い繋がりがあり
茶室が3室が並んでいる。
通常は非公開で秋の特別公開に訪問。
|
茶室 |
所在地 |
京都市北区紫野大徳寺町59 |
宗派 |
臨済宗大徳寺派 |
本尊 |
織田信長坐像 |
創建年 |
1583年(天正11年) |
開基 |
豊臣秀吉 |
備考 |
織田信長の菩提寺 |
|