東寺(京都)
東寺(とうじ)は
京都市南区にある
東寺真言宗の総本山である。
正しくは「教王護国寺」。
世界遺産に登録されている。
平安遷都からまもなく
平安京鎮護のための官寺
として建立される。
嵯峨天皇より弘法大師・
空海に下賜され真言密教
の根本道場として栄える。
中世以降、「お大師様の寺」
として庶民の信仰を集める。
南大門、金堂、講堂、
食堂が一直線に並ぶ奈良
時代の伽藍様式である。
五重塔は日本一高い54.8m、
京都のシンボルでもある。
仏教芸術最高の搭とされる。
幸いにも五重塔特別公開。
心柱を大日如来に見立て
周囲に金剛界四仏を安置する。
風化が抑えられ彩色が残る。
金堂には本尊の薬師如来
坐像と両脇侍の日光菩薩・
月光菩薩を安置する。
講堂は大日如来を中心に
弘法大師・空海による密教の
立体曼荼羅の世界が広がる。
所在地 |
京都府京都市南区九条町1 |
山号 |
八幡山 |
宗派 |
東寺真言宗 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
796年(延暦15年) |
開基 |
桓武天皇 |
公称名 |
教王護国寺 |
備考 |
真言宗十八本山第9番
京都十三仏霊場第12番 |
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