阿弥陀寺(京都)
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山門 |
阿弥陀寺(あみだじ)は
京都市左京区大原にある
浄土宗の寺院である。
大原の北側の古知谷
(こちだに)にあり、別称・
古知谷 阿弥陀寺とも言われる。
1609年(慶長14年)
弾誓(たんぜい)上人により
念仏道場として開山される。
上人は尾張国の出身で
諸国を行脚して修行の後
この地を訪れたという。
山門は下層が白漆喰塗り
の中国風の楼門で、石柱には
「弾誓仏一流本山」とある。
山門を過ぎ山道を
600mほど登ると古びた
石垣越しに堂宇が見える。
本堂には本尊・弾誓
上人像が安置されている。
弾誓自作の植髪像といわれる。
その脇に阿弥陀如来
坐像が祀られている。
本堂背後には、上人が
生きながら巌窟内に入り
即身仏(ミイラ)となった
と云われる開山窟がある。
宝物館には弾誓常用の
仏具などが展示されている。
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本堂 |
所在地 |
京都市左京区大原古知平町83 |
山号 |
光明山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
弾誓上人像 |
創建年 |
1609年(慶長14年) |
開基 |
弾誓 |
別称 |
古知谷阿弥陀寺 |
備考 |
弾誓・即身仏(ミイラ) |
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