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宝戒寺(鎌倉)


宝戒寺 石柱


 宝戒寺(ほうかいじ)は
鎌倉市小町にある
天台宗の寺院である。

 鶴岡八幡宮、三の鳥居
前を右折して横大路を
直進すると突き当りにある。

 正式名は「金龍山 釈満院
円頓宝戒寺」である。

 参道脇に「北条執権
屋敷地跡」の石碑が立つ。
北条義時の小町邸以来
の執権の屋敷であった。

 新田義貞の鎌倉攻め
により鎌倉幕府は滅亡、
北条一族も滅びる。

 1335年(建武2年)
北条一族の霊を弔うため
後醍醐天皇の命で足利
尊氏が建立したと伝わる。

 天台座主5代国師・円観
慧鎮を開山に迎えたという。

 本尊の地蔵菩薩は子育
経読地蔵の名で親しまれる。
国の重要文化財である。

 毘沙門天は鎌倉・江ノ島
七福神の一つである。

 宝戒寺は「萩の寺」として
知られる。9月頃、「シラハギ」
の群生が咲き乱れる。


宝戒寺 本堂


所在地 鎌倉市小町3-5
山号 金龍山
宗派 天台宗
本尊 地蔵菩薩
創建年 1335年(建武2年)
開基 足利尊氏
正式名 金龍山 釈満院 円頓宝戒寺
備考 鎌倉地蔵尊霊場第1番
鎌倉・江ノ島七福神(毘沙門天)



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