建仁寺(京都)
建仁寺(けんにんじ)は
京都市東山区にある
臨済宗建仁寺派の大本山である。
祇園、宮川町と花街に
挟まれるような場所にあり
地元では「けんねんさん」
の名で親しまれている。
建仁寺の「学問面(づら)」
と云われ五山文学として
多くの秀でた禅僧を輩出する。
1202年(建仁2年)
鎌倉幕府2代将軍・
源頼家が寺域を寄進し
栄西が開山したとされる。
寺名は元号「建仁」に
由来し、伽藍は宋の百丈山を
擬して造営したと云われる。
法堂は一重・裳階付の
禅宗様仏殿建築である。
堂内には本尊・釈迦如来
坐像が安置されている。
天井図「双龍図」は
小泉淳作画伯による。
方丈には国宝「風神雷神図」
(京都国立博物館に寄託)
の複製品が展示されている。
俵屋宗達の代表作とされる。
栄西は臨済宗とともに
中国から茶種を日本に伝え、
茶の普及に努めたという。
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双龍図 |
所在地 |
京都市東山区小松町584 |
山号 |
東山 |
宗派 |
臨済宗建仁寺派 |
寺格 |
大本山 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1202年(建仁2年) |
開基 |
源頼家、栄西(開山) |
備考 |
京都五山三位 |
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