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同聚院(京都)


同聚院 山門


 同聚院(どうじゅいん)は
京都市東山区にある
臨済宗東福寺派の寺院、
東福寺の塔頭の一つである。
  参考→東福寺

 1444年(文安元年)
文渓元作(ぶんけいげんさく)
禅師が創建したとされる。

 禅師は東福寺第160世で
その師・琴江令薫
(東福寺第129世)を
開山に迎えたという。

 1006年(寛弘3年)
藤原道長が五大明王を
安置する五大堂を
旧法性寺境内に建立。

 その五大明王の中尊、
像高265cmの不動明王
坐像を本尊として祀る。

 その坐像は藤原時代の
定朝の父・康尚作とされる。

 他の4体は残っておらず
この像だけが残ったのは
火除けの像として古来崇敬
されていたからという。

 通称、「十万(じゅうまん)
不動さん」とも呼ばれ
火除けの信仰がある。

 毎年2月2日「十万」の
字を書いた護符が授与される。


同聚院 本堂


所在地 京都市東山区本町15-799
宗派 臨済宗東福寺派
本尊 不動明王坐像
創建年 1444年(文安元年)
開基 文渓元作
通称 十万不動さん
備考 東福寺塔頭



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