万寿寺(京都)
万寿寺(まんじゅじ)は
京都市東山区にある
臨済宗東福寺派の寺院である。
東福寺の塔頭寺院で
正式名は万寿禅寺という。
東福寺の仁王門より北方、
東大路通の北に位置する。
参考→東福寺
かつては天龍寺・相国寺・
建仁寺・東福寺とともに
京都五山の一つとして
栄えたが火災などで衰亡。
創建については
時期など定かではない。
平安時代後期、
白河上皇が皇女の菩提
のために六条内裏に
創建したとも云われる。
室町末に東福寺の
三聖寺に移転、その後
三聖寺を廃し万寿寺となる。
1886年(明治19年)
東福寺の塔頭になり
現在に至っている。
鐘楼は室町時代の
建築で重要文化財である。
上層は鐘を吊り下層は
門を兼ねる構造になっている。
非公開で拝観はできず
鐘楼からのみの景観である。
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鐘楼 |
所在地 |
京都市東山区本町十五丁目786 |
宗派 |
臨済宗東福寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
開基 |
白河上皇 |
備考 |
京都五山五位 |
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